大分大学医学部整形外科学教室Department of Orthopaedic Surgery, Oita University

入局についてEntry

2018年1月1日付で
医局長に任命された平川です。

大分県の65歳以上の高齢化率は、平成27年度国勢調査委によると30.5%、全国第10位であり今後この傾向はさらに加速していくと予想されています。整形外科医の役割はさらに重要なものとなりますが、患者と比較して整形外科医の数は不足したままです。平成19年より日本整形外科学会が、健康寿命・介護予防を阻害する疾患群としてロコモティブシンドロームを提唱し広く認知されるようになってきました。高齢化社会が進む中、我々整形外科医の役割は健康寿命を延ばすための重要な仕事を担っています。

大分大学整形外科学教室ではいち早く現場で独立して活躍できるように、若い主治医でも自分で執刀し外来でも経過を診ていくシステムをとっています。関節、外傷、脊椎、腫瘍など各分野を網羅した教育システムを構築しており、疾患概念とエビデンスに基づいた治療法の選択を勉強できます。整形外科と聞くとほとんど手術で治療しているイメージを抱くかもしれませんが、それは間違いです。治療全体のうち、90%が保存療法です。保存療法を選択する適応、知識、そして手術と同じようにきちんとした手技を修得できなければなりません。当教室では、保存療法も手術療法と同じようにエビデンス、手技に則って修得できます。

今後、専門医資格を修得するためには大学病院もしくは地域基幹病院を中心とした単位取得が必須となります。制度開始にあたり我々も新専門医制度に向けて準備を進めています。4年間で48単位を取得することが求められますが、大分県では大分大学が中心となり関連病院と連携しその体制も整っています。今後、専門医というものが現在よりも重要な意味をもってくる可能性があることを考えれば大学病院もしくは関連病院で研修を行ってほしいと思います。

当科では、整形外科に興味のある若い先生方の入局を大歓迎しています。今後も、医療のニーズが高い整形外科の専門医を作りつつ、県内の医師との病診連携を深めて、地域医療の充実と、社会への貢献を目指していきたいと思います。
是非大分大学整形外科に入局し、大分県の整形外科および医療を盛り上げていきましょう!

大分大学医学部 整形外科学 医局長

平川 雅士ひらかわ まさし

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連絡は随時受付けております。 医学生あるいは既に医師として働かれた経験者でも、整形外科に興味をお持ちの方は、こちらまでご連絡をください。

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