大分大学医学部整形外科学教室Department of Orthopaedic Surgery, Oita University

骨銀行

診療体制

病気の治療を行う際に、切除される骨があります。切除された骨は同手術において有効に活用され、余った骨は通常処分されることになります。
しかし、骨を必要とする他の手術の際に、同種骨移植として役立てることが出来ます。
同種骨移植とは、骨が欠損もしくは骨癒合してほしい箇所に、他人から採取された骨を補填することです。同種骨移植を必要とする整形外科の手術が頻繁に行われています。
当科では、感染症の伝搬を予防し、安全に使用するため、同意受理後にご提供頂いた骨をガイドラインに沿って、適切に処理・保存する施設内骨銀行の設備がございます。
常時安定した同種骨の使用を可能にしているのは皆様からのご厚意から継続できている骨銀行のお陰です。心より感謝を申し上げます。